スマートスタジオプロジェクトスタート

2018年6月に自社スタジオのスマートスタジオプロジェクトが開始。なぜ本プロジェクトがスタートしたのか、当時の状況を、プロジェクトリーダーである九頭龍氏に聞きました。

■増えるスタジオ、管理どうする?

スタジオが増加するに従い、どうしても課題となるのが、管理や防犯の問題。

はじめは、EYS音楽教室のスタジオごとにコンシェルジュが常駐し、スタジオ管理を全般的に行っていました。しかし、スタジオが増えるに従って人手も足りなくなり、人件費もかさんできます。

関係者以外の侵入や備品の窃盗、また、ごく稀にですがスタジオ内で不適切な営業行為等が発生する事案もあり、コンシェルジュの常駐に代わる、画期的な対策が必要な状況でした。

■既存システムの利用では解決できず…

実は、それまでも監視カメラや、スマートロックシステムは導入していました。

しかし、課題も多くありました。

監視カメラの映像を、常時スタッフが見ているわけにもいかないので、スタジオの状況を自動で検知、分析し、不審な行為があった場合には警告されるシステムが本当はほしかったのです。ところが、導入したシステムでは、電気がついた、ドアがあいた、音がなっている…という情報は自動で把握できるのですが、それが不適切なのかどうかの分析まではできなかったのです。

結局のところ、これらのシステムでは根本的な問題解決になりません。

そこで、これらの問題を解決してくれる新しいシステムを導入しようと、検討を開始。特に、不適切な指導が行われていないかを、音声認識を活用して不適切なワードや組み合わせ、文脈を認識することで監視できないか、また、画像解析で不審者をピックアップできないかなど、技術的なリサーチを念入りに行いました。

しかし、残念ながら、当社の複雑な要望に100%マッチするようなシステムは見つけられませんでした。

■欲しいものがないなら、自分たちで作ってしまえ!

そこで開始したのが、スマートスタジオプロジェクト。

要望にマッチするシステムがないなら、自分たちでつくっちゃおう!というEYS−STYLEらしい発想で、スタートしました。

この開発は現在も続いておりますが、特に力を入れているポイントがあります。一つめは、音声認識で不適切なワードや組み合わせ、文脈を検出するシステム。音声を自動で文字に起こし、その中から不適切な部分を検出する仕組みを開発しています。

もう一点は、顔認証や文字認証のシステム。映像から講師や通っていただいている生徒さん以外の人がスタジオに入ってきていないか、不適切な勧誘や営業行為が行われていないか、不審物が持ち込まれていないかを、自動で認識できるようなシステムを開発しています。

これらのシステムは、AIと組み合わせて学習を重ねることで、より精度の高いものとなるはずです。2019年の8月から、実際にEYS音楽教室の旗艦店に試験導入し、実用に向けて動き始める予定をしています。

■スマートスタジオプロジェクト、今後の展開は?

現在、このシステムはEYS音楽教室での使用を想定して開発を進めています。

しかし、我々がそうであったように、このようなシステムを使いたいけれど、自社独自の複雑なニーズにマッチしたものがなく、困っている会社はたくさんあるのではないでしょうか。

今後、同様のシステムを各社のニーズに応じてカスタマイズし、商品化していくことも我々は検討しています。

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