家族づれOK!役員研修@ハワイ・ワイキキ Vol.2 人材開発・秋山の場合(前編)

 

EYS-STYLEの役員研修記事、Vol.1から続いています。

 

 

 

ハワイでなければスリランカだった

ハワイ ライエ

 

「あっきー、スリランカとハワイだったらどっちがいい?」

 

弊社の代表吉岡が、社員研修の行先として挙げたのがその二つの場所だった。 偏りすぎてやしないか。

 

毎年行っているという社員研修。 いつもは幹部役員が対象だが、今回は私も対象の枠に入っているようでお声がかかったというわけだ。

 

ありがたい、だが、そもそもどうしてスリランカなんだろう。

 

小学校の頃の何かの教科書で、鉛筆の黒鉛はスリランカより輸入しているというのを学んだ記憶がある。

 

スリランカは私の中ではえんぴつの芯のイメージしかない。スリランカという国の全貌は知らないが、かつて得た情報だけだといい印象がなかった。

 

(絶対行きたくない…!)

 

私はハワイと即答。

 

「なんでやー、ハワイならめっちゃ安く済むやん、スリランカなんか自分で行ったら高いで~!」

 

社長はどうしてもスリランカに引っ張るのだが、旅慣れしていない私は、恐怖でしかない。

 

そもそも旅慣れ云々の次元ではなく、知らない土地に行くのがストレスフルなのだ。 それが例えば国内であっても、東京であっても、だ。

 

ただ、ハワイには憧れがあった。まず、南の島という場所に行った事がない。

 

「常夏の地とは、どのような場所なんだろう」

 

「芸能人はどうしてこぞって正月にハワイに行くのだろう」

 

「なぜSNS系陽キャ女子はハワイでフォトウエディングしがちなんだろう」

 

そんな疑問がいつも浮かぶ。

 

そして、毎週放送を楽しみにしているフジテレビ系列リアリティバラエティ番組、「テラスハウス」(現在はNETFLIX)。なんと現在は「ALOHA STATE」と銘打って、舞台を日本からハワイに移して放送中なのだ。

 

この類の番組が大好物な私は、漠然と、でもキラキラした期待を抱きながらハワイへと旅立った。

 

 

スーツの人がいない、ハワイ

ハワイ行きの飛行機だが、全員同じ便に乗ってもし何かあったら会社への影響は計り知れないため、という理由から、我々のフライトは複数の航空会社に分けられた。

 

私は、毎日「明日死ぬかも」と思って生きているので、身辺整理もばっちり。 万が一墜落しても構わない。念のため両親に「愛している」と伝えて空港へと向かった。

 

ただ、乗った飛行機が落ちる確率というのは、宝くじで億万長者になれる確率より低いというから、簡単には死ねない。

 

私が指定されたのは大韓航空。CAはオルチャン、片言の日本語がなんとなくツンケンして聞こえてまたそれがいい。

 

大韓航空 機内食

 

大韓航空ではビビンバが美味しいとのクチコミが多いそうだが、率直な感想は

 

「別に」

 

以前、父親の仕事の都合でアメリカはケンタッキー州に行った事があり、成田空港からルイビル行きのフライトで出た機内食があまりに口に合わず辟易した記憶があった。時代とともに機内食も美味しくなっているという話だが、期待するほどではなかった。

 

7時間ほどのフライトを経てホノルル、ダニエル・K・国際空港に無事着陸。現地の気温は24℃ほど、雲の多い天気であった。

 

ハワイに着いた最初の感想は、「思ったより湿気が多い」ということ。 ハワイへの一番の期待が「さわやかな気候」だったのだが。そう、夏が大の苦手な私は、冬が2倍寒くてもいいから、夏の暑さを半分にしてほしいと常日頃願っている。

 

だが、「ハワイは日本と夏と全然違い、カラッとしていて暑くても汗はかかない」という情報は正しくなかったのだ。現に、テレマーケティング部部長・北川氏は大量の汗をかいていた

 

彼は飛行機でも酔ってしまい吐き気と戦っていたそうだ。

 

かわいそうに。

 

さて、空港から一路ワイキキのど真ん中へ。やはりリゾート地、スーツなどのいわゆるビジネスフォーマルの服装の人が全くといっていいほどいない。働く人はみんなアロハシャツ。高級なホテルのフロントもアロハシャツ。

 

さすが楽園、ここには「日常を忘れることができる環境」がもうできあがっていた。

 

二人部屋を独り占め

ウェスティン ハワイ

 

今回宿泊するホテルはモアナサーフライダー ウエスティンホテル。ワキキキビーチの真ん中にあり、遠浅の海を一望でき、どこへ行くのもアクセスの良いホテルだ。

 

予約の関係上、そして社員メンバーの中で私が女性一人だったため、もともとの部屋割りは上田氏と一緒であったが、上田氏は男性のため同室というわけにはいかず、私は自然とツインを独り占めすることになった。

 

つまり上田氏は、どこかの男性二人部屋にお邪魔する形を取らなければならなかったのだ。

 

なんだか不憫だが、倫理上仕方がない

 

私は別に誰かと一緒になるのは構わないのだが、皆既婚者であるため、あちらから遠慮されるだろう。

 

申し訳なさを感じながらも、「コンプライアンス、コンプライアンス♡」と思いつつホテルステイも満喫した。

 

ちなみに上田氏は、エキストラベットすら入れてもらえず、イスで寝たうえ、借りたブランケットに潜んでいたダニに噛まれたそうだ。つくづくついていないお方だ。もしかして普段の行いが悪いのだろうか?

 

怒涛のハワイ滞在記は後編に続きます。

 

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秋山 裕香
EYS-STYLEで主に人材開発を担当しています。

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